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研究室

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クボタが取り組む7つの研究室 「クボデジ・オーソリティ」

新型重量指示計 KS-C880シリーズの『親切機能』について

KS-C880シリーズの開発に当たっては、実際にはかりを使用される
お客様の立場にたって「使いやすさ」を追求しました。以下に日本語を
使った「親切機能」について3点ご紹介します。

① 分かりやすい日本語表示
状態表示部(画面下の部分)には、日本語で現在の状態を表示します。

現在の状態がワンタッチ風袋引き中なのか?、プリセット風袋引き中
なのか?、それとも風袋引きを行っていない状態なのか?、さらには
風袋引き中の場合には、現在の質量表示が総量なのか?、正味量
なのか?・・・を正確に把握することは計量ミスを防止するために極めて
重要です。 KS-C880は状態表示を日本語で行うことで、オペレータ
の直感的な理解を助け、ミスを予防します。

プリセット風袋引きとは?
あらかじめ風袋量が判明している場合に、直接風袋量を入力して行う風袋引き
ワンタッチ風袋引きとは?
風袋量が不明のときなどに、実際に風袋をはかり上に載せて行う風袋引き


② ガイダンス表示にしたがってラクラク設定
画面下部に自動的に表示されるガイダンスが、つぎに必要な操作を示し
ます。マニュアルを見なくても、ガイダンス表示にしたがって操作をする
だけで、各種の設定が可能です。

風袋キーにタッチするだけで、そのままキーを押し続けると風袋引き解除
操作になることを示します。


上下限設定中には、つぎに入力する項目を教示してくれるので、指示に
したがって入力すれば設定が完了します。

なお、ガイダンスの自動出現頻度は、オペレータの習熟度に合わせて
3段階に調整可能です。

③ ヘルプナビを表示して説明を求めることができます
操作に迷ったり、用語の意味を調べたいときは、ヘルプナビを表示させて
説明を参照することができます。

判定モードの設定手順を知りたいときは、ヘルプキー(←)を押すと・・・


日本語の説明を画面に表示します。簡易マニュアルとしての活用が可能
です。


日本語を使った親切機能は、KS-C880シリーズの表示デバイスに
表現力が豊かなフルマトリクス蛍光表示管を採用したことで可能になり
ました。

今月は、KS-C880の親切機能について取り上げました。次月は別の
角度からKS-C880のセールスポイントに迫ります。