ポストハーベストにおける品質管理に役立つ機器として、『計る』・『選別する』・『調べる』の
３つの視点により、それぞれ紹介していきたいと思います。




まずは、収穫した穀物や農作物を計量・出荷する際にお役立ちいただける
デジタル台はかりです。

見やすく使いやすい大型液晶表示に、重量値がデジタル数字で表示され、
ひょう量３０kgの場合ですと１０g単位での計量表示が可能です。

空の袋や容器を載せて風袋引きすることができ、正味重量で詰める際に便利です。

また、台部はステンレス製で、汚れても軽く水拭きするだけでほとんどがキレイに落ち、
衛生的です。



さらには、
■有害物質の含有量を削減し、廃棄時の環境負荷を低減
■省エネで電池の廃棄量を削減
　＊アルカリ乾電池で約２０００時間の電池寿命！
■国家検定品

というように、環境にやさしく、信頼できるはかりです。





次に、良品・不良品を選別する玄米／白米用の色彩選別機です。

選別対象は、
　◎着色粒
　◎被害粒
　◎未熟粒
　◎死米等の不良米
　◎籾
　◎ガラス
　◎石
　◎草の実
　◎樹脂等の異物
です。

１時間あたり、２．１ｔの処理能力を持ち、５インチ籾摺ラインに直結し、
圧倒的な選別能力を誇ります。
また、デジタルラインセンサカメラ３台により、着色粒と乳白（シラタ）の
同時選別が可能です。（特許出願中）

米粒をタテ方向に整列させ、重ならないように流し、共連れを極限まで
減らす切れ味の良いエジェクタで不良品を確実に撃つことで、選別精度の
向上と高い歩留まりを実現しました。

高品質な玄米／白米をお客様へ届ける際にお役立ちいただけます。

更に詳しい内容は、下記のサイトより動画でもご覧いただけます。

【選別王】→http://www.rice-fruit.kubota.ne.jp/senbetsu-king/




３つめは、お米の成分値と食味値を測定する米番付です。

対象原料は、
　◎生籾
　◎玄米
　◎白米
です。



１台で生籾・玄米・白米を測定することができる為、同一の測定器で
ブレのない品質評価が可能です。

その測定方法も簡単です。

■サンプルのセット方法


　①セルにサンプルを入れ
　②蓋を閉じて
　③本体スロットに差し込む

あとは、「測定」を押すだけでわずか５秒で測定可能です。
＊籾でも１５秒。

さらには、測定するサンプルは約３０ｃｃと少量で済む為、ムダにすることが
ありません。

この米番付はタテ置きでも、ヨコ置きでも測定でき、オプションのバッテリーを使えば、
圃場での測定も可能です。

食味仕分けや、品質管理・営農指導にお役立ちいただけます。

詳しい情報は、下記サイトよりご覧ください。
ご使用方法をビデオでもご覧いただけます。
【米番付】→http://www.jnouki.kubota.co.jp/sisetu/komeban/komebanzuke_top.html