うむ。当社従来機種の電池寿命は500時間じゃったのう。
これを600時間に伸長するためのクボタ開発担当者の取り組みに
ついて簡単に説明しよう！

このシリーズは本質安全防爆構造のため、安全性能担保のために
もともと消費電力を抑制しておる。じゃから、さらに消費電力を
低減するのはとてもタイヘンなのじゃよ。開発担当者は、ロードセル
の駆動電圧を引き下げても計量性能（精度や表示安定スピード）を
確保できるよう、電子部品の選定や電気回路の設計に腐心したのじゃ。
この努力が実を結び、電池寿命600時間を達成できたのじゃ。



つぎに、電池寿命の実証実験についても紹介する。
カタログスペックとして、600時間の電池寿命を表記するためには、
計算上だけではなく、その実証が必要じゃな。クボタでは一定の
温度管理がされた試験室で同じ設定条件のKL-IS（N=5台）を使って
電池の電圧の下がり具合を約１か月間計測し続けたのじゃ。試験の
結果、電池寿命600時間が実証できたわけじゃよ♪

クボタのKL-ISは、アルカリ乾電池２本の電源なので、
言い換えると乾電池１本あたり300時間という事じゃな！
「電池寿命●●時間」の記載だけでなく、電池を何本使用しているかも
チェックポイントじゃよ。

KL-ISは当社従来機種比で電池寿命120％アップ！
さらには、消費エネルギーを16％削減できた
”省エネ”モデルでもあるんじゃよ！