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今月の特集

今月の特集

【新製品紹介と国内展示会】

さらに安全性と高精度を極め、計量シーンの新領域を切り拓くKL-ISシリーズ

先月号のメルマガで、
新発売の本質安全防爆型電池式デジタル台はかり
KL-ISシリーズについて、ざっとご紹介したのぅ。

今月号では、その安全性能と計量精度について、少し掘り下げて
ご説明し、併せてKL-ISシリーズをご覧いただくことができる
展示会情報をお届けすることにしよう!

安全性能に関しては、新しい防爆技術基準に適合したんだわねー。

 

  旧モデルが2008年度版への適合だった
  のに対して、新製品KL-ISシリーズは、
  2015年度版の国際整合技術指針(2015)
  へ適合したのよね。

  でも、具体的にどんな点が変わったのか?
  については、まだ聞いていなかったわ。。

  カンタンに説明してほしいわ。

うむ。国際整合技術指針(2015)における主な改訂内容を3点
あげるとしよう。

 ① 使用乾電池の製造メーカーと型番が限定された。
 ② テルミット反応(※注)防止のため、アルミ材の使用が制限された。
 ③ 非金属部分の表面積や厚さの制限が強化された。


これらの技術基準の厳格化にともない、KL-ISシリーズでは
以下の対応をとっておる。

①’ 使用できるアルカリ乾電池をパナソニック(Panasonic)のLR20に限定。
②’ 従来アルミ鋳物製であった部品をステンレス製に置き換えた。
③’ 樹脂製のキーシート等には、表面抵抗値が低い帯電防止シートを採用。

いずれの点も、安全性能がさらに向上したといえるのじゃよ。


(※注)テルミット反応とは?
 粉末アルミニウムと金属酸化物を混ぜて着火すると、激しい光と熱を発する爆発的な反応をすること。


ついでに、KL-ISのマーキングについてもひと言。

国際整合技術指針(2015)では、新たに機器保護レベル(EPL)の
分類記号が導入されたんだ。なので、KL-ISシリーズのマーキングは
以下の通りです。



KL-ISシリーズは、機器保護レベル(EPL)が「Ga」なので、
ゾーン0(ゼロ)でも使用できるって訳ね。

つぎに、計量精度について説明する。

KL-ISシリーズでは、従来モデル同様の3,000目量の検定品に
加えて、新たに6,000目量の検定品と、同じく6,000目量の
無検定品の2タイプを品揃えしたのじゃよ。

より細かい目量で計量できるということは、以下のような
新たな計量ニーズにお応えできると考えておる。






そして、新製品KL-ISシリーズを、精密計量のご要請が強い
医薬業界の展示会『インターフェックスジャパン』に出品します!

第21回 インターフェックスジャパン
開 催 期 間:2019年7月3日(水)~5日(金)
会   場:東京ビッグサイト
ブース位置:南ホール S2-11

■クボタブース(イメージ)


モデルチェンジした本質安全防爆型台はかりの実機を間近にご覧
いただけますので、是非、この機会にご来場ください。

皆様のご来場をお待ちしております!

インターフェックスジャパンのクボタ専用ページはこちらから
https://d.interphex.jp/ja/Expo/5732270/-