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今月の特集

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【納入事例】

軽トラックの計量に最適な小ひょう量トラックスケール

今回はネコ駅長で全国的にも有名な和歌山県の貴志川町に
おじゃましました。

 
        駅長が勤務する和歌山電鐵 貴志駅

 
    執務中のニタマ駅長(奥の壁には初代タマ駅長の遺影が・・・)


 

ニタマ駅長だけでなく、ご当地は桃やみかん、柿などのフルーツの
名産地としても知られているんだよ。

 
        貴志川沿いに広がる豊かな自然

 
       農地の真ん中にみかんの集荷場があります

とある集荷場には、収穫を終えたばかりのコンテナ入りの
ミカンが軽トラに載せて運び込まれるのじゃ。
そして軽トラの計量にピッタリのトラックスケールで計量
を行うのじゃな。

 
         軽トラックを計量中の KM-TS-10T-2245

クボタでは上の写真のような小型のトラックスケールのことを
小ひょう量用トラックスケールと呼んでおる。標準仕様と
して、ひょう量が6トン、10トン、15トンを取り揃えて
おり、載台サイズは幅2.0m~2.3m、長さ4.0m~5.4m
の範囲なのじゃ。

イメージとしては、大型の台はかりをピットに埋め込んだ
感じかな。
 
 
          幅2.2m×長さ4.5mの載台面

特長としては、コンパクトなので狭いスペースや壁際にも
設置可能な点と、地上に突起物がないので積み荷の載せ降ろし
がスムーズな点が挙げられるよ。写真も壁際の設置だね。
すぐ横のパレットに荷卸しできるのも、地上面がフラット
だからなのさ。

はかりの構造は大型の台はかりと同じ一体構造。
載台面の額板をはずして、内部のフレームを重機で吊り
降ろして設置するだけじゃ。ピット内での組み立て作業
は不要じゃ。なので、据付け作業時間が短くて済むのも
特長じゃな。

 
         小ひょう量用 KM-TS型の構造

伝票発行など、計量処理を行う指示制御部は、
トラックスケールに隣接した事務室に設置。
窓を開けると、すぐ目の前がスケールだから、
運転手さんとのコミュニケーションがとても
スムーズなの。

 
        事務室に設置されたスケールプリンタ SP-500D

KM-TS型小ひょう量トラックスケールは、軽トラックの計量に
ジャストフィット!のサイズで、フルーツや茶葉を積載した
車両の出荷や受入れの計量に多く採用されておるのじゃ。
その他、小型のごみ収集車の計量にも採用されておる。

ところで、コンプライアンス(法令順守)面での導入もぜひ
提案したいのじゃよ。

最近、最大積載量を大幅に超過した荷物を積んで軽トラックを
運転したとして検挙されたニュースが流れたじゃろ。
 https://www.asahi.com/articles/ASKCY53T2KCYPTJB00P.html?iref=pc_rellink

排気量360cc以下の軽トラックの最大積載量は、350kgと定め
られておる。これに違反すれば道路交通法違反になり、特に
10割以上の違反では違反点数6点に加えて、6月以下の懲役
または10万円以下の罰金に処せられるのじゃ。

過積載は大型のトラックだけでなく、軽トラックでも問題で
あることを改めて認識する必要があると言えるな。