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今月の特集

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【製品情報】

ICカードを使った トラックスケールの計量業務の省人化について

トラックスケールによる計量においては、車両の「車番」
(ナンバープレートの数字部分を使うケースが多い)を
キーにして計量処理を行うのが基本となる。

したがって、その「車番」を入力する操作が必要となるが、
はかりのオペレータ様、もしくはトラックのドライバ様が
手入力するなど、人手による入力作業では工数がかかったり、
人為的な入力ミスが発生するおそれがあるのじゃ。

そこで、オペレータの省人化やヒューマンエラーの撲滅に
活躍するのが、このICカードなのじゃよ。

クレジットカードや銀行のキャッシュカードと同じサイズじゃ。

 
  いちばん手前が、トラックスケール用のICカード


ICカードに、あらかじめ「車番」や、各種コード(品種など)、
補正値(単価など)、空車重量などを書き込みしておくんだよ。
下の画像はスケールプリンタSP-500Dのカードメンテナンスメニュー
を使って書き込みをしている様子。手前の黒い小さなボックスが
卓上型のICカードリーダライタだよ。


      ICカードへのデータ書き込み

データを記憶させたICカードを、ドライバ様に渡しておけば
いいのね。トラックをスケールに載せたあと、ドライバ様が車両
から降りてカードをICカードリーダにタッチすれば、はかりの
オペレータ様の操作がなくても計量処理が完結するというワケ。

もちろん計量伝票もカードリーダから発行されるので、その伝票
を受け取って退出すればいいのよ。

 
   ICカードリーダ。右の黒いボックスにカードをタッチ

現場のICカードリーダには、標準で4灯式の状態表示灯が
付属している。ドライバ様は表示灯を見れば、計量処理の流れ
が分かるので、安心じゃな。

 

また、最大車重量をICカードに事前登録しておけば、もし
重量値がそれをオーバーしたらエラーを表示する仕組みじゃ。
計量処理がストップするのはもちろん、大きなブザー音が
鳴り響くので、過積載の防止にも役立つわぃ。

 

上で紹介したカードリーダ(CU-545IC)以外にも、上位機種である
操作ターミナル(CU-550IC)もある。

こちらは、液晶の多目的表示器が付属し、テンキーも備えている。
ICカードに事前登録した項目以外にも、現場でドライバ様が追加
でテンキー入力できるなど高機能になっているんだ。
 
 
  操作ターミナル CU-550IC
 
       多目的液晶表示器
 
        テンキーボード
 

トラックスケールによる計量作業の省人化や人為ミス削減のために
ICカードをご検討ください。

ピッ!とタッチするだけなので、カンタンじゃよ。