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クボタ製品が見える風景
「『クボタ SP-500EC 廃棄物計量システム』については、
これまで何度かこのコラムで紹介してきた。
この製品の特長は、タッチパネルやバーコードスキャナに
よる簡単操作で、ごみの種類と搬入者別の発生量管理が
できる点じゃ。
むろん、クボタの計量器じゃから、質量計測の精度に
ついてはお墨つきじゃよ。
そしてこれまで、
テナントビル、百貨店、ショッピングセンター、官公庁、
新聞社、自動車メーカ、電機メーカなどに多数納入してきた。
今月は、食材工場に導入いただいた事例を紹介しよう。」
「今回ご紹介するのは、家庭向け献立材料の宅配で有名な
大手食材工場様。
こちらが、SP-500EC廃棄物計量システムが組み込まれた
バイオ生ごみ処理機の全景。」
「うむ。そして処理するのが野菜くずなどの生ごみじゃ。
写真のようなキャリアカートにはいっておる。
このカートごと、計量部(はかり)に載せて質量を計測
するのじゃ。計量部は、ひょう量:300kg/目量:100g の
水や汚れに強いステンレス製台部。
スロープ付きなので、キャスタを転がせばカートの運搬は
ラクラクじゃよ。」
「オペレータの操作もラクラクだね。確認操作を含めて、指示部
のタッチパネルへのタッチはわずか7回だけ。
① オペレータIDの入力
↓
② 確 認
↓
③ 生ごみの品種入力
↓
④ カート重量(風袋量)呼び出し
↓
⑤ 計量処理実行
↓
⑥ 計量完了操作
↓
⑦ カートのリフトアップスタート 」
「最後のカートのリフトアップとはじゃな・・・ 計量完了後に
カートをチェンで上へ持ち上げる同左じゃ。
てっぺんに到達すると、カートをひっくり返して生ごみを
投入し、空になったカートが再び降りてくる仕組みなのじゃ。」
「生ごみの処理方法として、焼却処分にしたり、発酵させて堆肥に
したり、乾燥させて減容したりというのが主流かな。
でも、今回クボタのSP-500EC 廃棄物計量システムが組み込まれた
生ごみ処理機は違うのさ。ナント、バイオの力で生ごみを水とCO2
に生分解するんだよ。生ごみが水と空気に還元されるってステキ
だよね。まさにクボタの計量管理技術と生ごみ処理機メーカの
バイオテクノロジーのコラボだね。」