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今月の特集

今月の特集

クボタ製品の見える風景

JR東日本様より感謝状を贈呈されました。
(震災被害を受けた資材計量用トラックスケールの早期復旧に貢献)

「東日本大震災で被災されました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
また、今なお避難生活等でご不便、不自由な暮らしを余儀なくされている
方々が一日も早く平穏な生活に戻れますことをお祈り申し上げます。」

「さて、被災地では少しずつ復興の槌音が響き始めていると報道されておる。
クボタも全力を挙げて復興支援に取り組んでいるのじゃよ。クボタの計量器
部門は『質量計測』という基幹技術を駆使してさまざまなライフラインを担って
おるからじゃ。」

「このたび、JR東日本(東日本旅客鉄道)さまから、トラックスケールの
素早い復旧対応を評価いただいて『感謝状』を頂戴したわよ!
とっても光栄なことなので、紹介しまーす。」


感謝状の授与を受けたのはクボタ100%出資の販売・サービス子会社 (株)クボタ計装

「うむ。鉄道はまさにヒトの移動やモノの流通に不可欠なライフライン!
JR東日本・東京資材センター(東京都江東区)には、約20年前に設置された
クボタのトラックスケールが各種資材の計量に使用されておった。それが、
3・11の未曾有の揺れにより深刻なダメージを負ったのじゃ。」

「東京都江東区は首都圏でも液状化や地盤沈下の被害が大きかった場所・・・。
トラックスケールの近くでも、あちこちで、泥水が噴出し電柱が倒れる光景が
見られたそうなんだ。

トラックスケールは、激しい横揺れと地盤沈下のため大きく変形し、その
積載面とコンクリート基礎の間に大きな段差が発生。まったく計量できない
事態に陥った。」

「東京資材センター様のトラックスケールは、レールをはじめとする復旧資材
の計量になくてはならない設備。いち早く復旧しなければ、鉄道網の回復や
被災地向け物資の輸送もままならない。お客様からのコールに対応したのが
クボタ計装の盛(もり)部長。ここからのアクションがクイックじゃった。」


向かって左から2番目が盛部長

「すぐさま現地を訪問した盛部長は、考えられる複数の復旧策をお客様へ提案。
そのうちもっとも信頼性が高い『全体更新』でお客様と合意すると、クボタの
工場の協力を得て短納期でトラックスケールを完成させた。コールから現地での
入れ替えまで1ヶ月と、特殊仕様(デッキ厚12ミリ)としては異例の速さで竣工
させたんだよ。」

「速さだけでなく、的確な現状把握と提案能力の高さ、ならびに不安定な
現場における安全施工能力についても高い評価を受けたということじゃ。
今回の感謝状の授与を励みに、クボタはさらに被災地の復興支援に力を
注いでいく所存ぢゃ!」